附属中に進学するか、中学受験するか、私立小学生ならではの悩みもあります。
以前のブログでも書きましたが、私立小学校に通うとこのことに皆さんとても悩んでいます。
新5年生になる際の悩み
もうすぐ二学期も終わります。冬休みが終われば進学塾では次の学年の新5年生になります。
新5年生になると、子供の通っている進学塾は授業が1時間伸び、曜日も1日増えます。
新6年生になると志望校別特訓などもあり、ほとんど毎日塾になってしまいそうです。
Jinくんは電車通学のため、朝早く帰りが遅くなってしまいます。
今も家に帰る時間はなく、塾に直行です。
親としては体力的な不安もあります。
寝る時間も遅いので、毎朝しんどそうに起きています。
子供の進学塾に対する気持ち
Jinくんは夏休み前から塾に行きたくないと言う日がありました。
親としてはしんどいのだなと感じました。
私立小学校は授業の進度も早く、宿題も多くあります。
さらに進学塾の大量の宿題もあるので、キャパオーバーなのは分かりました。
私立小学校の中でも受験に専念するために公立小学校に転校するお子さんも出てきたりします。
気持ちはよく分かります。
私立小学校の中には中学受験対策の学校があるようですが、Jinくんは一貫校の付属小学校のため、基本的には付属中学に上がることを前提に学校はカリキュラムを組んでいます。
学校と進学塾の両立に悩んでいるようでした。
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私が受験にのめり込み過ぎている
夏期講習は行かずに家で勉強しました。
夏の終わりのテストで国語・理科・社会の全ての成績が上がりました。
算数は計算ミスがあり、少し成績が下がりました。
テストの点数が悪くても、間違いを見直して、次に活かそうといつも話していました。
しかしその時算数の成績が落ちたことにすごく怒ってしまいました。
「このままだと御三家狙えないよ。」
主人にもそこまで言わなくてもと言われ、Jinくんも涙ぐんでいました。
この時私ははっとして、何してるんだろう。
私は中学受験にのめり込み過ぎている。
我が家は御三家行きたかったの?と色々考えました。
親として1番ダメな発言でした。
そこから今まで以上に中学受験や進学塾について、再度考え直しました。
かなり落ち込んで反省しました
進学塾にいくことって我が家にとって良いの?
子供の様子を見てこのまま進学塾に通わせていいのか、親として悩んでました。
Jinくんに「辞める?」と聞くと辞めないと言っていました。
しかしこれは本音なのかしら?と自問自答する日々でした。
5年生、6年生になったら、もっと大変になるのは目に見えてる。
Jinくんとは朝と夜帰ってきてからしか会えない。
会社員より長く外にいる生活を小学生にさせていいのか、わかりませんでした。
通っている進学塾ではzoomによる授業もありますが、家に帰ってくるとzoomの授業開始に間に合いません。
私立小学生のネックはやはり通学時間です。
親としての思い
夏の終わりの発言からかなり調べたりして、色々考えました。
Jinくんには元気に過ごして欲しい。
私が親として一番大切に考えていることです。
我が家はどうしても御三家にいかせたい!
東大に入りたい!とは考えておらず、Jinくんの人生はJinくんの好きなようにして欲しいと思い、子供の好きなことが出来るカリキュラムの私立小学校に入りました。
進学塾で成績が良ければ、先生にも期待して頂けますし、子供は褒められて嬉しくて頑張る、親もその気になる。
段々とそれは違うのではないか、我が家の教育方針と違うのではないか?そう感じました。
本当にこれでいいのかな?
パパに相談してみる
この私の心の中のモヤモヤした気持ちや塾や子供の様子を相談しました。
主人も同じように考えていたようで、夫婦でよく話し合いました。
・子供の健康面の不安
・進学塾に通うことメリット・デメリット
・Jinくんの将来や本人のやりたいこと
これを踏まえて考えると、私たち夫婦は考えました。
・進学塾に行かない選択肢もあること(我が家は大手4大塾)
・中学受験したかったら方法はいくつもあること
このような結論が出ました。
多方面から色々と考えてみました
進学塾に対する子供の気持ちを聞く
Jinくんにはいつも、「嫌だったら塾行かなくてもいいよ。どうする?」聞いてきました。
この聞き方では、子供が辞めないと言うしか回答しにくいのではと思いました。
「進学塾に行かなくても中学受験する方法は他にもあるよ。塾は大変そうだけど、どうしたい?」と言い方を変えて話しました。
Jinくんは、「進学塾に行かない方法があるならそれがいい」と答えました。
私は「今まで塾辞めてもいいよけどどうする?て聞いていたけど、それだと辞めるって言いにくかったよね?」と話したら、「塾辞めたいって言えなかった」と言われました。
子供に言わせないように話してしまったことを反省しました。
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子供の感じる進学塾の授業
Jinくんは新小学生3年生のタイミングで進学塾に入りました。
最初は3クラス中真ん中のクラスでしたが、1ヶ月後に1番上のクラスに上がりました。
それから学年が上がり、クラス数が増えても、変わらず1番上のクラスでした。
クラスの中でもよく出来る方ですし、偏差値も良かったので、塾から賞状を頂いていました。
本人も進学塾の授業は先生もいいし、勉強は好きなようでした。
しかし今回よく聞いてみると子供なりに思うことがあったようです。
テスト返却時に、先生が教科ごとにこのクラスの1番を発表するそうですが、Jinくんの名前が上がることもありました。
クラスメイトからは3年生の頃は温かい拍手をもらったそうです。
やはり4年生になって人数も増え、クラスが落ちたりすることもあるためか、みんなの視線が怖いと話していました。
また進学塾の上のクラスは御三家を狙おうと先生がするので、子供なりにすごいプレッシャーを感じていたようです。
進学塾を辞めました
秋に進学塾を辞めることにしました。
塾の先生に理由を聞かれ、素直に学校との両立が難しいと答えました。
塾を続ける方法を考えて下さったり、引き留めてくださいました。
また勿体ないとも言ってくださいました。
とても有難い気持ちになりましたが、進学塾はやめました。
最後に子供を連れてご挨拶に行き、子供と共にスッキリとした気持ちになりました。
Jinくんは進学塾での勉強はとても楽しかったそうです。
体力の限界ということで塾はリタイアとなりました。
私立小学生と進学塾について思うこと
私立小学生でも中学受験する方はたくさんいらっしゃると思います。
通学時間や学校との両立に不利な点も多いと感じました。
人それぞれ環境が違いますので一概には言えません。
同級生も進学塾に通っている方も多いですが、外部受験する覚悟で通塾しているのかはわかりません。
最初は進学塾に通いながら中学受験を考えようと思っていたけどそれでは遅い気がしました。
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これはあくまでも我が家の話ですので、進学塾に通っている方のお役に立てればと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました
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